料理本りれー

「私の好きな料理本リレー」
主婦と生活社さん @ryourinohon の料理編集の方々から始まったこのリレー。
料理本に携わる方々が、好きな料理本を皆様に紹介する企画です。
料理本好きにはたまらない企画。
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大人気のフードスタイリストの小坂桂さん @katsurakosaka からバトンを受け取りました。
小坂さんは、私のお弁当の本のスタイリングを手がけていただいた方。
本作りのチームに加わっていただけると聞いた時は嬉しくて嬉しくて。
ひとつひとつのお弁当が小坂さんのスタイリングによって、喜び!引き立ち・・・。
なおかつ、全ページをめくっても、おなかいっぱいになることなく心地よく流れるのはなぜだろう。
何度見返しても、顔がほころんでしまう一冊になりました。
桂ちゃん、バトンありがとう。

さて、「私の好きな料理本リレー」。
私がセレクトした1冊は、昭和36年に発行された1冊。

料理本リレー1

■菜單(サイタン)
昭和36年4月15日発行
著書 楊 家達
発行所 婦人之友社

私が結婚して家を出る時に、母から譲り受けた1冊。
昔から料理好きだった母の本棚には、昭和30年~40年代の婦人之友社の料理本がたくさんありました。
特にこの「菜單」は、若いころから私にとって中華のバイブルであり、
料理家としてレシピを書く立場になってからは、
「もっと頑張れ。」と、見守っていただいているような気持ちになり、
怠け心が生まれた時に開く1冊にもなりました。

手にとってずっと読むことのできる小ぶりなサイズに、
100を超えるレシピ数。詳細かつわかりやすいレシピ表現。

料理本リレー4

バランスよく1頁に分量と作り方をまとめ、わかりにくい部分は詳細な工程写真を入れている編集。

料理本リレー3

昭和36年に、中華料理を正しく日本に伝えたいと願い、
このような1冊を作るということはどれほどの作業だったのかと思います。

「うまい料理をつくることと、それをたくみにことばや文字に表現することは、どうやら別の才能であるらしい。
ところが楊家達さんは、その二つを見事に兼ね備えた希有の人物である。」

本を開くと目に流れてくるこの書評を毎回読んで、
「すばらしい。」
と、毎回独り言を呟く自分も面白い。

最初の4頁にわたる「緒言」には、中華料理に対する姿勢や愛情、
手にとった方に美味しく料理を楽しんでいただくための願いが細やかに書かれています。

料理本リレー2

この一冊は、娘にも託すと思いますので、100年親しむ「料理の本」。
母を感じるこの懐かしい匂い、変色した色合い、ちょっと書き込んだメモの味わい。
どんなに時代が変わっても、やっぱり料理本は紙がいい。


↓もう1冊は手前味噌本枠としてこちら。

料理本リレー7

手前味噌本
■ホットプレート黄金レシピ
かめ代(亀山泰子)
イカロス出版

手前味噌本として、自分の本も1冊お伝えするということで。
どれも、産みの苦しみがあり、愛おしく育てた子どものように可愛い本ばかりですが、
自分の転機となったのは、20年以上のホットプレートマニア(笑)歴のレシピをはじめてまとめた「ホットプレート黄金レシピ」。

この1冊から、たくさんのメディアにホットプレートレシピをとりあげていただけるようになり、
ホットプレートのある温かな食卓をたくさんの方に紹介することができています。

料理家にとって、料理や料理本をこよなく愛する編集者と出会うことが、
どんなに恵まれていて、どんなにありがたいことかを今なおずっと感じさせてもらえる本。
6年前に出版した時に編集してくださったのは(今は退職されてますが)イカロス出版にいらっしゃった綛谷久美 さん。最近は溢れる料理本愛が溢れすぎたのか、料理本を愛でるサイト クックブックラボ を立ち上げていらっしゃいます。これが、まことに面白い!

「はじめて作られる方も失敗しないように。」
と、とことん丁寧に作ってくださった本。

料理本リレー

わかりやすく、材料表と食材カット画像も。
↓こちらが文字が小さいかなと心配していたのですが、最近、この材料表とカット画像をスマホで撮影して保存して、買い物の時に役立てているとお伺いして!
「スマホは大きくなるからよく見えるしね~」
と、自分用や、お孫さんが集まる時にスマホで送って買い物してもらっているとお姉様方(笑)に言われてびっくりしています。時代ですね~。役立てていただいてありがたく嬉しい限りです。
そう利用していただけるなんて6年前には思ってもみませんでした。

料理本リレー5

調理途中の工程写真も、カメラマンの濱田 陽守さんの美しい画像で、とびきりわかりやすく。

料理本リレー6

日本中に温かなホットプレートのある食卓が広がることを願って。


私が次にバトンをおつなぎするのは、料理家の岸田夕子 @y.kishida さん。
シカゴで暮らしていた彼女の料理は、シンプルで簡単ながら小粋でおしゃれ。
しかも、食べ飽きず胃袋にしみる料理。
彼女と彼女の世界観を見事に表現している料理本の大ファンでもあります。
私のことを友人とか言ってくれて、身悶えするほど(笑)嬉しい。

料理本が好きすぎて、長くしゃべりすぎました。
お付き合いいただきまして、大変ありがとうございました。



大変な状況が続いていますが、
「本をゆっくりめくる」時間のある毎日は、なかなか得られるものではありませんよね。
素敵な企画の料理本リレー。
参加させていただきまして大変ありがとうございました。




***お知らせ*** 

インスタ更新中です → (c)kameyogohan

ホットプレート本2冊、重版致しました。
皆様、大変ありがとうございます。

 

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