ホットプレートでおせち

ホットプレートで「熱々のおせち料理」はいかがですか?
お正月に、是非!お試しいただきたいのが「筑前煮」。
たっぷりの具を広いプレート一面で焼いてから煮込むことができ、それぞれの素材がとてもきれいに仕上がります。里芋も煮崩れなし!

★★★ Kameyo's recipe ★★★

ホットプレートで筑前煮

おせちにも(筑前煮)

(材料)たっぷり5~6人分
※一般的な4~5人分の平面プレート(約 幅50.5cm × 奥行31.0cm × 深さ2.1cm)のホットプレートを使用しています。

・鶏もも肉 600g 
・干ししいたけ 8枚程度(30g)
・れんこん 300g
・にんじん 1本(200g)
・ごぼう 1本(200g)
・こんにゃく 1枚(200g)
・里芋 5~6個(600g)
・絹さや 20個程度
・油 大さじ1

(A)
・しょうゆ 大さじ6
・みりん 大さじ6
・酒 大さじ6
・砂糖 大さじ2

(作り方)

① 干ししいたけは10倍の水(300ml)に浸して前日から冷蔵庫で水戻ししておく(※低温でじっくりと戻した方がうまみがよく出ます)。軸を除いて食べやすく切り、しいたけの戻し汁は茶こしなどで漉し、水を加えて3カップにして(A)と一緒に小鍋で温めておく。

鶏肉は、余分な脂を除き5cm角に切る。れんこんとにんじんは、飾り切りにするものは5mm幅に切って飾り切り、残りは乱切りにする。ごぼうも乱切りにする。里芋は皮をむいて2cm幅程度に切る。こんにゃくは、スプーンで一口大に切り、砂糖大さじ1(分量外)をまぶしてしばらく置き、洗って水分をとる。絹さやは筋をとっておく。
※今回はこんにゃくのアクぬきは砂糖を利用しています。
※れんこんやごぼう等は切ってすぐに調理します。時間がかかる場合は、酢水にさらして水気をしっかりとってから②へ。

筑前煮材料

② ホットプレートを200度で熱して油を全体に広げ、鶏肉の皮側を下にして置く。ホットプレートの蓋をして5分程度加熱する。こんがりと焼けたら裏返して端に寄せる。

筑前煮レシピ1
  
③ 中央に乱切りにしたれんこん、にんじん、ごぼうと、こんにゃくを入れて炒める。

筑前煮レシピ2
  
④ しいたけと里芋も入れて、小鍋で温めた①の調味料と戻し汁を合わせたものを入れる。

筑前煮レシピ3

⑤ 飾り切りしたれんこんを一面に並べ、クッキングシートで落とし蓋をして飾り切りしたにんじんと絹さやをのせて、ホットプレートの蓋をして15分程度加熱する。
※飾り切りにした野菜や色をキレイに仕上げたいものは、シートの上に置いておくと形がくずれることなく蒸し野菜になります。

筑前煮レシピ4

筑前煮レシピ5

⑥ 絹さやは1分程度で火が通るため、途中で取り出して冷水につけて色止めして、水気をとっておく。

筑前煮レシピ6

筑前煮レシピ7

⑦ 15分程度たったら、蓋を開けてにんじんを取り出し、クッキングシートの落とし蓋もとって、全体をそっと裏返しながら、煮詰める。

筑前煮レシピ9

⑧ 照りが出てきたら飾りにんじんやさやえんどうを飾って保温に。

おせちにも(筑前煮)
 
※筑前煮は、短時間で炒め煮して、濃い煮汁を素材にからませます。
最後に汁気を飛ばして照り照りに仕上げてくださいね。
※飾り切りはお好みで。すべて乱切りでも、もちろんいいのです。

★★★ Kameyo's recipe ★★★

筑前煮は、しいたけの戻し汁と根菜や鶏肉からのさまざまな食材の風味やうまみで作ります。
食材のうまみの重なりで美味しく仕上がるので、できるだけたっぷりの材料を使うとより美味しくなり、最後に煮詰めて食材に甘辛い味をからめますので、広い面で汁気を飛ばすことのできる!ホットプレート向きの料理です。

しいたけは、低温でじっくりと戻すととても濃い美味しい出汁がでますので、ここだけは急がずに前日から戻しておいてください。

↓干ししいたけの10倍の水分。ひたひたになる程度の水につけるだけです。

しいたけ下ごしらえ

浮かんでこないように落としラップをして、冷蔵庫で一晩。

しいたけ下ごしらえ2

しいたけ下ごしらえ3

ふっくらと戻ります。

しいたけ下ごしらえ4

戻し汁にはうまみがたっぷりですので、分量の水と調味料を入れて煮汁にします。
ただ、昆布かつお等の和出汁の香りがお好きでしたら、しいたけの戻し汁と合わせるとより好みの味になると思いますので、お好みで。

たっぷりの材料で作ると美味しいため、田舎の実家では、大きな鍋に山盛りに作って、途中で鍋返しして・・・と、母に教えてもらっていましたが、
最近は大きな鍋がないご家庭もあるでしょうし、鍋返しするのも大変です。
もし、ご家庭にホットプレートがあるのでしたら、最適ですのでお試しくださいね。

煮崩れなくしっかり味のしみた熱々の筑前煮! 保温にすれば熱々で!とても美味しいです。

筑前煮

筑前煮の後の楽しみは・・・↓
筑前煮の煮汁はとても美味しいので、決して捨てないでくださいね。
うどんをからめてかつおぶしを振って、「おかかうどん」にするのがおすすめです。
かつおぶしが出汁を吸ってからみますので、プレートがきれいになる上、美味しいうどん(お正月なので年明けうどん!)も楽しめます。

うどん

お肉と野菜たっぷりの温かい筑前煮があったら、あとは、ちょこちょことした縁起物とお雑煮があったらお正月の楽しい食卓になります。

ホットプレートで、お正月の食卓も楽しく気を楽に。
今年は、熱々の料理を囲んでください。


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2014年に出版した「ホットプレート黄金レシピ」。2020年9月に7刷となりました。
皆様、大変ありがとうございます。

 

↓こちらは、私がホットプレートレシピを紹介し続けている理由です。
度々聞かれるので、まとめてみました。長いので、興味がありましたら・・・。

 

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